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あまり知ってる人は少ないでしょうが、葉酸とはDNAを構成する核酸の合成や、また体内において赤血球を作るという働きがあります。そのため、もし不足した場合などは貧血を起こすこともあり、また、妊娠時においては胎内にいる赤ちゃんに神経管閉鎖障害というトラブルが発生するケースもあると言われています。 このように葉酸の不足によるマイナス的トラブルが起こらないためには、例を挙げるならば、妊娠可能な年齢の女性では1日400μg(マイクログラム)の葉酸を摂取する事が好ましく、妊娠中の女性においては1日600μg、さらに授乳中時には500μg摂取することが必要になってくるとされています。 もちろん、葉酸は女性に限っての必要な栄養素ではなく、女性と同じように、男性も積極的に摂取することが好ましいく理想的でしょう。いわゆる妊娠出産に関係しない成人男女に1日に必要な葉酸の摂取量は200μgと言われていて、1日の許容上限摂取量は1,000μgとなっています。 このように葉酸の1日の許容上限摂取量が1,000μgと定められている訳ですが、この葉酸と言う物は水溶性のビタミンなので、もし過剰に摂取された状態の葉酸は、腎臓から尿として体外に排出される仕組みなので、多少であるならば、あまり過剰摂取ということには神経質にならなくても大丈夫でしょう。 さらに心疾患やアルツハイマーの予防にも効果があるとされている葉酸は、近い将来、妊娠を望む若い女性だけに必要という物ではなく、中高年からの心臓発作や脳卒中が心配になる年齢の人においても必要な栄養素と言えるでしょう。大切なのは必要になった時にだけポイントをおいて、あわてて葉酸を摂取するのではなく、私たちの日々の生活での食事や栄養を補うサプリメントなどを賢く利用して、体内の状態が葉酸不足にならないように気をつけていくことが大切と言えるのでしょう。
by a1wt9e9u
| 2014-02-11 01:52
| 健康
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